
初めての方へ
坂東歯科医院では、患者さんにできる限り「安心で安全」な治療をご提供するため、
精密な審査診断を可能にするマイクロスコープ、CT、レーザーなどを導入しています。
また、院内の衛生環境の維持のため滅菌システムにも力を入れています。
こちらでは、当院の設備について詳しくご紹介します。
マイクロスコープ
精密治療の新時代へ!
全治療で歯科用マイクロスコープを使用します。

歯科用マイクロスコープは、これまでの治療を一変させる画期的なツールです。
肉眼では見逃しがちな細部を、拡大して捉えることができ、より精密で的確な治療を可能にします。
特に根管治療や虫歯の早期発見に大きな効果を発揮し、患者さんの負担を軽減しながら、治療結果の向上を実現します。
当院のマイクロスコープ治療で、安心で確実な歯科ケアを体験してください!

歯科用CT
歯科用CTは、「予測」の診断でなく
「確実」な診断へと導いてくれます。

CT画像は、従来のパノラマレントゲンが2次元で平面的あるのに対して、歯科用CTが3次元(3D)で立体的に画像をとらえることができます。
これにより、2次元では捉えることができなっかた細かな部分を正確に診断することが可能となります。CT画像の診断により、経験と勘に頼ってきた部分の診断に客観性を加え、炎症原因や、神経の位置などの確定ができ、安全で効率的な治療を行えます。
治療を受けられる際の検査、治療中や治療後の確認、一般歯科治療での智歯(親知らず)の抜歯に際しての検査、歯根の破折などの炎症の原因確定、上顎洞炎・のう胞の診断を平面だけではなく、3次元を映し出し正確な検査を院内で行います。
歯根破折の有無
歯根のう胞
病巣の診断
親知らずの
抜歯
インプラント治療
炎症原因の
確定
2次元のパノラマレントゲン

CTによる3次元データ画像

歯科用Er:YAGレーザー装置
Er:YAGレーザーは硬組織疾患、歯周疾患、軟組織疾患のさまざまな使用目的と効果が薬機法上の承認を受けています。

レーザーと聞くと、兵器や工業系で使われる危険なイメージがあると思いますが、安心してください。歯科治療で使うレーザーは低出力で、エネルギーを一点に集中させるので、組織を切削することができますが、傷害の発生する確率は極めて低く、安全です。
歯科用レーザーは、波長の長いものから炭酸ガスレーザー、Er(エルビウム):YAGレーザー、Nd(ネオジウム):YAGレーザー、半導体レーザーに分けられます。(YAGとは、Y:イットリウム、A:アルミニウム、G:ガーネットの結晶を意味します)
Er:YAGレーザーや炭酸ガスレーザーの波長は水によく吸収されるため、組織表面でほぼ全エネルギーが吸収され、内部への透過は非常に少なくなります。

歯を削らずに、う蝕(虫歯)を除去

歯肉の切開・除去

色素沈着除去

歯石除去(インプラント周囲炎の治療含む)

歯周ポケットへの照射
レーザーを使えば、ごく短時間で処置が終了し、しかも出血しません。お子さんでも適応が可能です。口内炎の処置などもまさに一瞬で終了しますので、大きな治療時間の短縮になります。痛みもレーザーを照射した瞬間になくなります。多くの患者さんに驚かれつつ喜ばれる装置です。
滅菌
歯科医院だからこそ、滅菌は必須。
機材は患者さんごとに必ず滅菌しています。

歯科治療では抜歯や切開など、外科的な治療が多く行われています。その際に器具へ唾液や血液が付着すると、それは細菌やウイルスの感染原因になります。そのため、使い終わった器具はしっかり滅菌処理をしたり、使い捨てにする必要があります。
当院では衛生環境に細心の注意を払い、オートクレーブという滅菌器を使用しています。130度の高温の蒸気によって、細菌やウイルスのタンパク質を変性させ、死滅させます。
また治療器具の滅菌に加えて、スタッフの歯科用手袋の交換も頻繁に行います。患者さん一人ひとりのコップやエプロンの交換も徹底しており、万全の衛生環境を整えています。
滅菌の流れ
洗浄
step 1
まずは、洗浄剤とブラシやスポンジを使って物理的に汚れを取り除きます。
医療器具は使用後、早めに洗浄することで物理的な除菌ができます。

超音波洗浄機でさらに細かく洗浄
step 2
手洗いにより、目に見える汚れを取り除いたのち、強力な超音波で目に見えない器材の細部まで洗浄します。事前に、汚れを綺麗に落としておかないと、たとえオートクレーブを使用しても細菌等を死滅させることができないため、完全滅菌の前処置はきちんと行う必要があります。

パッキング
step 3
水洗・超音波洗浄後、スタッフが一つ一つ丁寧に滅菌パックに入れ個別にします。

オートクレーブにて完全滅菌
step 4
オートクレーブ(高圧蒸気滅菌器)に入れて、高温高圧ですべての細菌、ウイルスに有効な高圧蒸気滅菌をします。
